王室広報官のRiccioです。
今回はミニオンちゃんからの依頼です。
一週間ほど前に、ミニオン王の依頼を受け森の奥へ向かったミニオン君が戻ってこないそうです。
心配なので、一緒に探して欲しいとのこと。
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◆開催日時:11月30日(土) 22時30分
◆集合場所:Zento銀行(いつもと違うのでご注意!)***********************************************************************************
注意事項:
◆ 予期せぬ出来事が発生するかも知れません!貴重品はなるべく持ち込まないよう、お願いします。
◆ 以下に該当の場合、あるいはEMが問題ありと判断した場合はコールのうえ、イベント中止の措置を取らせていただく場合があります。
- イベント進行の妨害、かく乱行為。
- EM、あるいはほかのプレーヤーに対する侮辱的発言、またはそれに準ずる行為。
◆ 皆さんのイベントです。マナーを守って楽しく参加しましょう!
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プロローグ
「よく来たな、ミニオン君。楽にしてくれたまえ」
「王様!忙しいところを来てやったミニ。ミーに何か用事ニカ?」
ここはミニオン城にある謁見の間。
ミニオン君は王様に呼び出され城にやってきたのだ。
「君は礼儀というものを知らぬのか・・・、余は王であるぞ」
「みんな友達ミニ!それより忙しいからさっさと用件を言うミニ」
冬の鍋祭りに向け、具材を集めていたところ急に呼び出されたのでミニオン君はご機嫌斜めであった。
「魔力鍋の情報が入ったのだが、興味はあるかね?」
「報酬はどれくらいニカ?」
ミニオン王は呆れた顔で話をつづけた。
「みんなの祭りに役立てるためだ。そこは任せて欲しいミニ、とは言えないのかね?」
「王様の依頼は常識外れモノが多いミニ。報酬がないとやってられないミニ」
ミニオン君はため息交じりに王様を見る。
結局、割合を巡って半時ほど激論を交わし、ミニオン君の取り分は7割で落ちつくことになった。
王様の依頼で報酬を要求する同族はミニオン君だけである。
彼は冒険者と仲が良く、ミニオンにとって困難な依頼もこなすため
無礼な態度についてもミニオン王は寛容である。
しかし、大臣や有力者からは、ミニオン君を不敬罪で断罪するように上奏も届いている。
「それではミニオン君、よろしく頼むぞ」
「任せるミニ!報酬でミニオンちゃんにクリスマスプレゼントを買うミニ!」
翌日、ミニオン君は魔力鍋を探しに行くことにした。
「ミニオンちゃん、今日の衣装カワイイミニ!」
ミニオンちゃんが身に纏うのは、最近トクノで流行している衣装で、随所に花の刺繍が施されている。
「それじゃ王様の依頼を受けたから森へ行ってくるミニ」
「ミニオン君、行ってらっしゃい。ミニオンタロットで占ったら、溶解カードが逆さに出ていたので注意して行くのよ」
「タロットなんて気にしないミニ。無事帰って来たら豪華な鍋料理を作るミニ」
雲一つない、青空の美しい日であった。
その後、一週間が経過したがミニオン君は帰ってこなかった。